九月二十日「土屋宗遠使者として甲斐に向ふ」
治承四年(1180)九月二十日己巳。
「土屋宗遠使者として甲斐に向ふ」
土屋三郎宗遠は頼朝様の使者として甲斐へ向かいました。安房、上総、下総の軍勢は全て参加して来ました。そこで、上野、下野、武蔵の軍勢を連れて、駿河の国へ行き、平家の来るのを待つように、早く北條四郎時政殿を案内として黄瀬川の辺りに来て迎え撃つように、武田太郎信義以下の源氏に伝えるようにという。
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治承四年(1180)九月二十日己巳。
「土屋宗遠使者として甲斐に向ふ」
土屋三郎宗遠は頼朝様の使者として甲斐へ向かいました。安房、上総、下総の軍勢は全て参加して来ました。そこで、上野、下野、武蔵の軍勢を連れて、駿河の国へ行き、平家の来るのを待つように、早く北條四郎時政殿を案内として黄瀬川の辺りに来て迎え撃つように、武田太郎信義以下の源氏に伝えるようにという。
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