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2009年2月 7日 (土)

寿永三年(1184)二月十四日「上総の御家人の私領安堵せしむ」

「吾妻鏡」寿永三年(1184)二月十四日癸酉。
「平重衡、八条堀川堂にて推問せらる」
 晴。右衛門權佐定長は、後白河法皇の命令により、本三位中將重衡殿を取り調べるために、故中御門中納言家成殿の屋敷八条堀川の堂に行きました。土肥次郎實平が重衡の車に一緒に乗って警護して来てお会いになりました。罪人なので座敷へは入らず縁側の上で質問を受けました。言った事は箇条書きにして報告されたという。
「上総の御家人の私領安堵せしむ」
 今日、上総国の御家人たちの多くが、自分の領地と門田を含む屋敷地とを、以前のとおり知行するように、頼朝様の許可証を与えました。この人たちは、去年の上総權介廣常事件に縁者として同罪とみなされ、領地などを没収された人々です。

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