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2008年9月25日 (木)

6月7日「御塔供養の事協議」

「吾妻鏡」6月7日 乙未
「御塔供養の事協議」
 鶴岡八幡宮の御塔の供養について審議がありました。社前で行われるものなので、與州(義経)の死去に依って延引する予定であると、京都に申し伝えましたが、導師がすでに下向しました。また法皇から御馬などを下されている上は、供養はこれを実行する事とされた。次いで二品(頼朝)が御出席の事は、御軽服三十余日は経過しました。これは御奉幣の儀ではないので、直に内陣にお入りにならなければ、何の問題があろうかと決定された。仍って與州(義経)の首は指示無く持参してはならず、暫く途中で逗留せよとの飛脚を奥州に派遣されたという。

導師 法会のとき中心となる僧侶。
軽服 軽い服装、遠縁の親戚のために服する軽い喪。
内陣 寺社の本堂・本殿のうち、本尊・神体を祀ってある部分。

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