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2008年6月13日 (金)

1月22日 「時実罪状の事」

[玉葉]1月22日 
「時実罪状の事」
 前中納言雅頼卿が書状を送って来た。流人時実の罪状の事、
(中略)私の意見を伺いたいとのことである。

 遠流(おんる、最も重い流罪)の国々(近代の例か。この外上総、下総等の先例あり)
    伊豆、安房(千葉南部)、常陸(茨城)(以上東国)
    越後、佐渡(以上北国)
    隠岐(以上山陰)
    周防(山口東部)、長門(山口西部)(以上山陽)
    土佐(高知)(南海)

 管国等
    日向(宮崎)、大隅(鹿児島東部)、薩摩(鹿児島西部)、壱岐、対馬

宣旨(天皇の命令文書)の仰せ詞
 文治2年正月22日 宣旨
  流人時実配所に赴かず。逆党義経行家等に随い、逃げ去る間、猶 網に懸かり、再び雍(よう)州(京都南部)に来る。憲章(重要なおきて)の指す所科条(おきて)一にあらず。宜しく明法博士(律令等の教官)等をして所当の罪名を勘へ(考え)申さしむべし。
        蔵人頭右中弁源兼忠

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