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2008年6月12日 (木)

1月17日 「頼朝配流の時実を召し進す」

[玉葉]1月17日 
「頼朝配流の時実を召し進す」
 今日12時頃、蔵人頭右中弁兼忠朝臣が法皇の御使として来た。仰せて云く、前の少将平時實は平家が滅亡した時、捕虜として入京した。病気に依って罪科を配流に処せられた。而るに配所に赴かなかった。賊徒(行家・義経)に伴い西海に行くの間、彼等は逆風の為退散した。時實また捕虜として不慮の外関東に下向した。而るに源頼朝は件の時實を捕らえ進上する所である。即ち彼の卿の書状は此の如し。(その状に云く、罪科を定められた。而るに配所に赴かず、坂東に下る。頼朝が私に処分を決め難い。決定は法皇の定めに在るべし。仍って捕らえ進上する所であると)

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