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2008年5月 7日 (水)

11月7日 「義経等誅伐せられば天下の大慶なり」

[玉葉]11月7日 
「義経等誅伐せられば天下の大慶なり」
 夜に入り、人曰く、九郎義経・十郎行家等、豊後の国の武士の為征伐されたようだ。或いは云く、逆風の為海に入るようだ。両説は詳細ならずと雖も、船出は安穏ではないようだ。事実ならば、仁義の感報すでに空し。遺恨に似たると雖も、天下のため大いによろこぶことである。
「義経の武勇と仁義後代の佳名に胎る」
 義経は大手柄を立て、その詮無しといえども、武勇と仁義とにおいては、後代の美名をのこす者か。嘆美すべし嘆美すべし。
「頼朝への謀反の心は大逆罪」
 ただし頼朝において謀反の心起こすなら、すでにこれ大逆罪である。これにより、天はこの災いを与えたか。
伝聞、豊後の武士等が義経を討つ事は誤りの説のようだ。

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