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2008年5月11日 (日)

11月10日 「朝廷首脳会議の動向」

「吾妻鏡」11月10日 己丑
「朝廷首脳会議の動向」
 頼朝様が鎌倉へ帰り着かれたところ、左典厩一条能保様が申されるには、「只今、都の知人からの伝言だと、源九郎義經が反逆して追討の宣旨を出すかどうかについて、左大臣經宗と右大臣兼実、内大臣実貞それと師納言經房とが協議をしている時に、右大臣兼実の意見は、一貫して事の理を展開されました。その内容は全て関東の味方をする言葉でした。内大臣の実定は、どっちにしよう等と明らかなことは言いませんでした。左大臣經宗は早く宣旨を出すように言い切っていました。師納言經房は、再三、反対をしていました。又、刑部卿頼經・右馬權頭業忠等は、完全に源九郎義經の味方をしています。廷尉鼓判官知康も同じです。」

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