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2008年4月28日 (月)

11月2日「義経海路逃亡のため友實に船を求めしむ」

「吾妻鏡」11月2日 辛巳
「義経海路逃亡のため友實に船を求めしむ」
 源九郎義經は、仕方が無いので九州へ行こうとしました。そこで、舟を用意するため先に、検非違使友実を遣わしました処、庄四郎と言う人に途中で出逢った。元は源九郎義經の家来ですが、今は脱退しています。質問をしました。「何処へ何をしに行くのか。」友実は本当の事情を答えて言いました。これを聞いた庄は、嘘を言って前の通りに源九郎義經様の家来になるのでと、話をあわせました。友実はその事を源九郎義經に伝えましょうと云いながら、一緒に連れて来ました。
「友実、旧家人庄四郎を殺す」
 ところが、庄は直ぐに義経に殺されてしまいました。この友実は、越前国(福井県)斉藤の一族です。子供の頃は仁和寺宮に仕えていました。元服するときに平家に仕えて、平家都落ちの後は、木曾冠者義仲に従って、木曾冠者義仲が追討されると、源九郎義經の家来になっていましたが、とうとうこの始末でした。

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