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2007年6月 5日 (火)

12月5日「頼朝、重臣を集め、実朝の将来を託す」

12月5日 癸卯
「頼朝、重臣を集め、実朝の将来を託す」
 御堂供養の事に依って群をなして参詣せしめ未だ退散していません。而るに今日「武蔵の守(大内義信)」・信濃の守(加々美遠光)・相模の守(大内惟義)・伊豆の守(山名義範)・上総の介(足利義兼)・千葉の介(常胤)・小山左衛門の尉(朝政)・下河邊の庄司(行平)・小山の七郎(朝光)・三浦の介(義澄)・佐原左衛門の尉(義連)・和田左衛門の尉(義盛)等を濱の御所に召集されました。各々北面の十二間に着した。将軍家自ら新誕の若公を抱き奉りお出なされた。この嬰児の寵愛は殊に甚だし。各々こころを一つにして将来を守護せしむべきの由、ていねいな御詞を尽くされ、あまりさえ盃酒を下された。女房の大貳の局(近衛の局)が杓を取り盃を持つと。仍って面々に若公を抱き奉り、御引出物(各々腰の刀)を献上した。謹んで承るの由を申し退出しました。

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