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2007年6月10日 (日)

8月8日「頼朝、日向山薬師に参る」

8月8日 丙申
「頼朝、日向山薬師に参る」
 今朝午前4時頃に将軍家(頼朝)は相模の国日向山に参りなされた。これ行基菩薩(奈良時代の名僧)建立の薬師如来の霊場である。当国に於いて祈祷のききめがならぶものがないの間思いなされ立つようです。御騎馬、水干(詰め襟、脇あけの衣服)を着用なされました。
  先陣の随兵
    畠山の次郎重忠    土屋兵衛の尉義清     八田左衛門の尉知重
    曽我の太郎祐信    足立左衛門の尉遠元    比企の彌四郎時員
    渋谷の庄司重国    岡崎の先次郎政宣     三浦左衛門の尉義連
    梶原左衛門の尉景季  加々美の次郎長清     里見の冠者義成
    北條の五郎時連    小山左衛門の尉朝政
  御劔役
    結城の七郎朝光
  御調度懸け
    愛甲の三郎季隆
  御後(水干を着す)
    「武蔵の守(平賀)義信」     上野の介憲信       上総の介義兼
    伊豆の守義範     開瀬修理の亮義盛     因幡の前司廣元
    下河邊の庄司行平   下河邊の四郎政義     千葉の新介胤正
    千葉の六郎大夫胤頼  三浦の介義澄       三浦兵衛の尉義村
    稲毛の三郎重成    葛西兵衛の尉清重     八田右衛門の尉知家
    佐々木中務の丞経高  佐々木の三郎盛綱     加藤次景廉
    江兵衛の尉義範    和田左衛門の尉義盛    梶原平三景時
    北條の小四郎
  後陣の随兵
    武田の五郎信光    榛谷の四郎重朝      小山の五郎宗政
    江戸の太郎重長    長江の四郎明義      梶原三郎兵衛の尉景高
    相馬の次郎師常    野三刑部の丞成綱     新田の四郎忠常
    下河邊の六郎光脩   所の六郎朝光       境兵衛の尉常秀
    梶原刑部の丞朝景   佐々木の五郎義清
 因幡の前司(広元)が下毛利の庄に於いて弁当を献上しました。御礼佛の後、夜半に及びお帰りになりました。御通夜有るべきと雖も、放生会の忌たるに依ってその儀無し。この御参りの事は、内々姫君の御祈りと。

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