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2007年5月26日 (土)

6月9日「鶴岡塔供養」

6月9日 丁酉
「鶴岡塔供養」
 御塔の供養である。導師は法橋観性、呪願は法眼圓暁(若宮別当)、請僧(しやうそう)七口(四口は導師の伴僧、三口は若宮の供僧)。舞楽が有りました。二品(頼朝)御出です。但し宮寺の近々に於いては猶御慎みが有りました。柵の辺に御桟敷を構え、儀式を御覧ずるばかりです。隼人の佐(三善康清)並びに梶原平三景時等、兼ねて宮中の行事に奉仕しました。御出の儀、
  先陣の随兵
    小山兵衛の尉朝政        土肥の次郎實平
    下河邊庄司行平         小山田の三郎重成
    三浦の介義澄          葛西の三郎清重
    八田の太郎朝重         江戸の太郎重継
    二宮の小太郎光忠        熊谷の小太郎直家
    信濃の三郎光行         徳河の三郎義秀
    新田蔵人義兼          武田兵衛の尉有義
    北條の小四郎(義時)      武田の五郎信光
  次いで御歩(御束帯)
    御劔  佐貫四郎大夫廣綱
    御調度 佐々木左衛門の尉高綱
    御甲  梶原左衛門の尉景季
  次いで御後の人々(各々布衣)
    「武蔵の守(大内)義信」    遠江の守(安田)義定
    駿河の守(伏見)廣綱          参河の守頼範
    相模の守(大内)惟義          越後の守(安田)義資
    因幡の守(大江)廣元          豊後の守(毛呂)季光
    皇后宮権の少進(伊佐為宗)         安房判官代隆重
    籐判官代邦通          紀伊権の守有経
    千葉の介常胤          八田右衛門の尉知家
    足立右馬の允遠元        橘右馬の允公長
    千葉大夫胤頼          畠山の次郎重忠
    岡崎の四郎義實         籐九郎盛長
  後陣の随兵
(以下略)

(解説)
導師(どうし)・・・法会のとき、中心となる僧。
呪願(じゆがん)・・・法会のとき、施主の願意を述べる。
請僧(しやうそう)・・・招かれる僧
口(く)・・・人数を数えるに用いる語。

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