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2007年5月 5日 (土)

「猫おろし事件の真相」8.「無塩(ぶえん)」と「猫おろし」という用語について

「猫おろし事件の真相」

8.「無塩(ぶえん)」と「猫おろし」という用語について

 「無塩(ぶえん)」という用語について、当時の京都付近の「無塩(ぶえん)」の意味は「塩気の無い新鮮な魚」を意味したようで、無塩の平茸という表現が誤用で可笑しいとしている。現代では標準語ではあまり使用しないが、一部の県では方言として使われる。「新鮮な魚」、「生で新鮮な魚や卵や野菜」、「刺身」を意味する県もあるようだ。
 「猫おろし」という用語について、現在、「猫おろし」という用語が使用されることは殆どない。通常の小さな国語辞典には載っていない。方言として残っている地方も無い。かなり大きな辞典にのみ「平家物語」の使用例と共に載っている。つまり、「猫おろし」という用語は「平家物語」が文章化された頃のみ使用された用語である可能性が高い。

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