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2007年4月28日 (土)

「猫おろし事件の真相」1.ダジャレ

1.ダジャレ

丁寧に調べると平家物語にはダジャレ、おやじギャグが所々に出て来る。
「伊勢平氏はすがめのへいし」
「黒き頭かな、いかなる人の漆塗りけん」
「播磨米は、木賊か、椋の葉か、人の綺羅を研くは」
「へいしが倒れた」
「猫ま殿」
「猫おろし」
「鼓判官」
平家物語は庶民への語り物として広まったようである。まじめな事実の羅列では聴衆は飽きるだろう。時々は作り話や大袈裟な話しや、滑稽な話も挿入しなければならない。
 当時の公家社会では少々のだじゃれは許容されていたのだろうか。それが平家政権では「へいしが倒れた」というようなしゃれも通用しない時代だった。禿髪(かぶろ)などという密告部隊もいた。少しでも悪口を言うとひどい目に遭った。恐ろしかった。義仲はそんなことはない。本人がだじゃれが通用する。というように話しを面白くしたのかもしれない。

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