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2007年3月16日 (金)

6月4日 「吾妻鏡」「播磨の国景時の郎従等の狼藉」

6月4日 「吾妻鏡」戊辰
「地頭沙汰の條々の勅答」
 所々の地頭の指図の間の事、條々を記録し師中納言経房にお送りなされた処、御返報が今日到着しました。天皇のお答の趣旨については、詳細は権右中弁定長朝臣が副えて献上した命令文書に譲る。
「相模の国大井庄の事」
「上総の国伊隈庄の事」
「蓮花王院領伊豆の国狩野庄、同領常陸の国中郡庄」
「上総の国管生庄」
「下野の国中泉・中村・塩谷、相模の国早河庄の事」
「八條院領」
「遠江の国 笠原庄」
「播磨の国景時の郎従等の狼藉」
  播磨の国景時知行の所々の事
 申し文に任せ御指図有るべきである。景時は君の御ために忠義が有るの由お聞きになられた。また在京の時なども、殊にその忠義が有るようだ。委しくお聞きになられるには及びません。家来等の狼藉にてもあるだろう。此の如く申されなさるの間、御本意の由にございます。五箇庄の事お聞きなされました。福田庄・西下郷・大部郷、申し文に任せ御指図有るべし。
「備前の国宇甘郷の事」
「大内守護の事」
「一條院御領の事」
「早河庄の事」
   以前の條々、この旨を以て処置なされるべきの由、御意向があるようです。恐々謹言。
     五月十二日          権右中弁

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