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2007年2月19日 (月)

5月20日 [玉葉]「兼実能保に武士の狼藉を責む」

5月20日 丁酉 天晴 [玉葉]
「信円行家の兄弟大進君を召し送る」
 奈良の僧正(信円)が南都の寺僧(大進君、行家の兄弟と)を召し送られた。もし指せる犯過無くば、恥辱に及ぶの條、尤も不便の由を示された。件の者は朝廷より招集されるの儀に非ず。
「北条時定の召す処なり」
平六兼仗時貞が私の使者を以てこれを呼び出したようだ。
「兼実能保に武士の狼藉を責む」
仍って私(兼実)は使者を以て能保朝臣の許に仰せ遣わし曰く、御寺の事、偏に長者の第一である。もし犯人有らば、長者にお知らせし氏院より御寺に命令し、呼び出し進上すべきである。武士が直に家来を以て厳しく咎めるの條、太だ狼藉と謂うべし。此の如き事尤も押しとどめて止めさせるべきである。

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