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2007年2月11日 (日)

1186年 (文治2年)1月5日 [玉葉]「宇佐和気使、路頭にて狼藉出来す」

1186年 (文治2年 丙午)

1月5日 [玉葉]
「宇佐和気使、路頭にて狼藉出来す」
 午後2時頃、蔵人次官定経が来た。云く、去る冬派遣され出発した所の宇佐神宮(大分県)への使が、通ばたに於いて狼藉の事件が発生した。前進を遂げ難きの由申し上るに依って、内々北條時政に命じ、武士を派遣し、件の狼藉を鎮めんと欲すの間、重ねて播磨の国(兵庫県南西部)に於いて武士等の為乱暴の事件が発生した。神馬・神宝等を通ばたに棄て逃げ上りました。

1月9日 「吾妻鏡」戊子
「高野山領の兵粮米・地頭を停む」
 高野山の僧徒が訴え申す旨有るに依って、北條時政殿が命令を加えなさるの上、寺領の狼藉を停止させる為、家来の武士を派遣されると。
  下す 紀伊の国高野山御庄々
   早く兵粮米並びに地頭等を停止せしむべき事
 右件の御庄々は、彼の御山に仰せ下される所である。仍ってその制止を致せしめんが為、家来の守清を下し派遣する所である。これから以後に於いては、それぞれの狼藉を停止せしむべきである。且つは御庄々の保証書これを遣わす。敢えて遺失すること勿れ。
   故に下す。
     文治二年正月九日       平

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