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2007年1月27日 (土)

4月28日 「吾妻鏡」「平重遠、在京東士の不法を訴ふ」

4月28日 「吾妻鏡」辛巳
「建禮門院律師実憲の坊に移る」
「平重遠、在京東士の不法を訴ふ」
今日、近江国(滋賀県)の住人で前出羽の守(平)重遠が参上した。これ累代の御家人である。年齢は80才のようだ。頼朝はその志を哀れみ、御前に呼んだ。舎弟十郎並びに僧蓮仁等、助け支えを加えた。重遠が申して曰く、平治合戦の後、譜代のよしみを存ずるの間、ついに平家(清盛)の権威に従わずして、二十余年を送りました。たまたま御執権(政権を執る)の時に会い、安堵すべきのところ、かえって在京の関東の武士等がために、兵粮と称し、番役と号し、年貢を厳しく催促されるの条、はなはだもって耐え難し。およそ我が一身の訴えにあらず、諸人の愁いに及ぶ。平氏の時はかつてこの儀なし。世上いまだ安定せざるかと。申し状の趣、もつとも正理に叶うの由御感想あり。よってしかる如きの乱暴を停止して、安堵の思いをなさしむべきの旨、直に御決裁ありと。叉国中の訴訟の事、ご指図あるべきの由と。

4月28日 [玉葉]
「神鏡、神璽温明殿に」

4月29日 「吾妻鏡」壬午
「頼朝、西海の諸士義経の命に従はぬやう命ず」

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