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2006年12月26日 (火)

7月8日「伊賀・伊勢の平家党類謀叛」

7月3日 「吾妻鏡」己丑
 武衛(頼朝)は前の内府(宗盛)以下平氏等を追討せんが為、源九郎(義経)主を以て西海(九州地方)に派遣すべき事、後白河法皇に申しあげた。

7月8日 晴 
「伊賀・伊勢の平家党類謀叛」
 伝聞、伊賀(三重県西部)・伊勢(三重県)の在地の武士等が反乱を起こした。伊賀の国は、大内の冠者(源氏)土地を支配するようだ。仍って郎従等を派遣し国中に居住させた。而るに昨日午前8時頃、家継法師(平家の郎従、平田入道と号す)大将軍として、大内の郎従等を悉く伐ち取った。
「鈴鹿山を切り塞ぎ」
 また伊勢の国、信兼(和泉の守)以下鈴鹿山を切り塞ぎ、同じく反乱を起こしたようだ。この事に因って法皇御所の中物騒ぎした。喩(たと)えを取るに物無し。

7月20日 晴
「官軍近江の国で謀反輩を敗る」
 伝聞、昨日伊勢の反乱を起こした者ども、近江の国(滋賀県)に出逢い、官兵と合戦した。官軍は道理を得て、賊徒は退散した。最もすぐれた者を伐ち取ったようだ。

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