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2006年11月 9日 (木)

12月25日26日27日

12月25日 天晴れ、
「賀茂臨時祭」
この日は臨時祭である。使は参議右衛門督隆房朝臣、公卿は忠親卿以下56人が参入したようだ。
「兼実子息春日社に参詣す」
この日愚息小児(良円)が内密に春日の御社に参詣した。凡そ私の子息は七歳以前に春日に参らしむべき由、所願有りの故なり。

12月26日 天晴れ、
「崇徳院の神祠立つ所につき諮られる」
大将(良通)方に行き向かう。夜に入り帰り来る。
蔵人少輔親経が来た。問いて云う、崇徳(崇徳天皇)院の神祠(しんし、ほこら)を立たれるべき由其の指図が有り。其の所如何。計り申すべしといえり(院宣と)。申し云う、この事先日御占い不快に依り、神祠を止め、改葬を為すべき由これを承る。今の仰せ相違如何。但し此の条和説(話し説くこと)なり。其の所に於いては、暗に計らひ申し難し。もし一定の地無くば、然るべき所両三所相定め、御占い行われるべきか。

12月27日
法皇は正月十三日天王寺にお出かけすべしのようだ。此の事は親信卿及び(平)業忠等、義仲に追従するため申し行う所のようだ。
(注釈)
天王寺(てんのうじ)・・・四天王寺の略。大阪市天王寺区にある

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