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2006年8月27日 (日)

8月9日「先日二百余人解官せらる」「平時忠その中に入らず」

8月7日
「春日社の奉幣細剣を献ず」
今日春日社の奉幣(ほうへい)、又同社に細剣を一腰を献上した(紫檀(したん)地銀、二筋樋剣なり)。祓(はらう)ひを修し遙拝した。又自から心経千巻を読み、御社に法楽(ほうらく)した。又今日鏡箱二つを伊勢大神宮(内外社の料)に進上した。来たる11日参着すべきである。
(注釈)
奉幣(ほうへい)・・・神に幣帛(へいはく)をささげること。
幣帛(へいはく)・・・神に奉納する物の総称。
法楽(ほうらく)・・・神仏の手向けにするわざ。

8月8日
今日より祈り始めた。

8月9日
今日、百度の祓ひ(ひゃくどのはらい)を修した、
「先日二百余人解官せらる」
伝聞、去る6日に解官(げかん)が有り200余人のようだ。
「平時忠その中に入らず」
時忠郷その中に入らず。是は天皇のお帰り有るべき由申されるの故であるようだ。朝務の弱腰、是を以て察すべし。憐れむべし憐れむべし。
(注釈)
百度の祓ひ(ひゃくどのはらい)・・・神前で中臣(なかとみ)の祓詞(はらえことば)
を百度読むこと。

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