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2006年7月28日 (金)

5月17日「八幡奉弊使を立てらる」

5月17日
「八幡奉弊使を立てらる」
この日八幡の奉弊使を立てられ、東大寺の大仏の焼損、並びに近日修補の事を告げ申された。指揮する公卿は権大納言実房卿、先ず日次の定めあり。大内記光輔が宣命の草を進らせた。行事の弁は右少弁兼忠、使は権中納言実宗卿のようだ。
(注釈)
奉弊使(勅命によって奉幣を神社などに奉献する使者)

5月19日
「最勝講初日」
最勝講の初日である。摂政(基通)及び内大臣(実定)以下が参入したようだ。右大将(良通)も参入した。
「賑給定」
この日実房卿が朝廷の公事の座席に着き、賑給使の事を定め申したようだ。
「東大寺大仏仏面を鋳造す」
叉今日東大寺の大仏の面を鋳造したようだ。
(注釈)
最勝講・・・最勝王経を講説させて国家の安泰を祈る。
賑給(しんきゅう)・・・貧民にほどこして、にぎわす。

5月21日
今日、法皇の御所に於いて、五壇の法(ごだんのほう)、征討の御祈りの修行を始められたようだ。
(注釈)
五壇の法(ごだんのほう)・・・密教の兵乱鎮定などを祈願する修法。

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