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2006年5月 2日 (火)

11月24日「還都必定すという」

11月24日 天晴
「還都必定すという」
伝聞、還都は決定した。昨日御出門した。今日は寺江に到着した。明日木津殿に到着し、明後日の早朝に御入京のようだ。近江の騒動に依って、還都はためらい有るべきの由、その議論が出来たりと雖も猶一定した。法皇・禅門(平清盛)同じく上京有るべし。一人も福原に残るべきではないようだ。

11月24日 [吉記]
「出御有り。上皇・法皇同じく」
 8時頃に天皇が御出発された。上皇も同じく御出発(行幸以前なり)された。御車にお乗せした。法皇は早朝に御出発(御輿で)された。天皇並びに上皇の御出かけは、17時頃に前の大納言(邦綱)の寺江亭(天皇・上皇の御所は各別、法皇は御舟を以て御宿所とされた)に到着された。

11月25日 天晴風吹く
今夕天皇並びに上皇の御出かけは、共に木津殿に到着されたようだ。伝聞、近江の軍勢はなにほども無いと。また北陸道の諸国ははなはだ反乱の気配が有るようだ。

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