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2006年4月26日 (水)

11月6日「重ねて追討使を遣わすべし」

11月6日 晴れ
「重ねて追討使を遣わすべし」
福原より或る人が表示したものを送りて云く、重ねて追討使を遣わすようだ。平教盛・平経盛等の子息であるようだ。これでどうして事の解決の求めに叶うのか。世間のあざけりは、ただこの事に在るようだ。

11月6日 [吉記]
「関東の事、要害を守護、追討せしむ」
大理(平時忠)を以て命令されて云く、関東の事は美濃の国(岐阜県南部)に居住する源氏等に命令し、さらに要害を守護し、さらに追討せよとの由命令を遣わすべきである。私は申し上げた。連盟書を承り宣旨の書状に載せるべきか。
(注釈)
要害(ようがい)・・・地勢がけわしく、敵を防ぎ味方を守るのに便利な地。とりで。

11月8日 陰雨降り、
伝聞、還都は有るべきの由、山僧(比叡山延暦寺の僧)等に仰せらると雖も、忽ちに出来る事ではない。大略つくりごとを仰せらるるの様子である。ほとんど叶うべくもない事だ。また前の大将(宗盛)並びに教盛卿等が、自ら赴くようだ。
「遠江以東十五ヶ国頼朝に與力す」
凡そ遠江(静岡県西部)より東の十五ヶ国が味方し、草木に至るまでなびかざるは無しと。

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